相続対策の本意
相続において、一番大切なことは、相続があったときにご自身の遺産となる財産を、どのようにお子様やお孫さんに受け渡してくかという、「想い」や「願い」です。
具体的にその「想い」や「願い」とはどのようなものでしょうか。例えば、生存中のご自身の今後のご希望であったり、ご自身の財産を誰に相続させるとか、日頃お世話になった友人その他の方に遺産をあげるとか、あるいは、住み慣れた街に公園などを作りたいとお考えであれば社会貢献として遺産を市町村などに寄付をしたいということもありましょう。
それらの「想い」や「願い」に沿って計画を考えることを私供は相続対策と考えます。私共は、まず、ご相談者の「想い」や「願い」を真摯に受け止め、どうすればご相談者様のご意思が実現するかを一番に考え、取りくんで参ります。
私共は、「争続」対策もおこなって参ります
残念なことに、近年、家族間の相続による遺産分割の争い「争続」が、起こるケースが増えています。一度争いが始まってしまうと、兄弟姉妹であろうと、遺産分割が終わった後も人間関係が元に戻ることはほとんどありません。 だからこそ、私どもとしては、“争続”だけは避けたいと考えます。
親として、我が子や孫が、財産争いを繰り広げること程、悲しいことはないでしょうか？自分の子や孫の居る家族が笑顔で過ごすこと、これこそが最も大切な「想い」ではないでしょうか？家族全員が、お互いを誇れる家族の一員として語り継がれる。これこそが、私どもの事務所が理想とする円満な相続と位置づけています。皆様方のご家族が、末永く、仲良くすごされることこそ、私どもの一番の願いです。家族としての繋がりを一番の最優先に考えて、相続対策を考えて参ります。
経験の無い方だけで判断することは、おすすめしません！
相続の場合、経験の無い人達だけで判断することはとても危険です。 自分では、冷静に考えているつもりでも、偏った判断をしているケースも少なくありません。
また、相続対策の難しい所は、一度対策をしてしまうと、その後の変更が難しことがあります。出来ないことはありませんが、お金が余計にかかったり、手間は増えたりするケースも少なくありません。相続対策という手術をするときには、相続の専門家や複数の専門家の意見を聞くことをオススメします。
行政書士は相続の水先案内人
また、相続の専門家と言われる人でも、自分の専門外には意外と詳しくないものです。例えば、一口に医者と言っても専門が内科、外科、小児科、耳鼻科・・・と分かれるように、相続にも、土地が得意、建物に詳しい人、税金の専門家、資産運用の専門家、法律の専門家と、その分野の専門家が居ます。
当事務所でも、年間数十件のご相談・業務を受けておりますが、それでも相続すべての分野に精通することは難しいです。餅屋は餅屋と言うように、お客様の状況に合わせて必要な専門家から知識や見解をお伺いしながら、お客様にとってベストな解決に導いていきます。
例えば、土地と税金で問題を抱えている場合には、「土地の専門家と税金の専門家の両方から見解を聞いた上で、両方のマイナスにならないようにベストなポイントを調整し解決に導く提案をする」場合もあります。また「最初に法律の専門家に直接相談に乗ってもらった方が良い」と判断した場合は、最初に弁護士等を紹介する場合もあります。
当事務所では、弁護士をはじめ、司法書士、土地家屋調査士、税理士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナー等、各種の専門家と連係してお客様の「相続問題」の解決のお手伝いをします。ご安心してご相談ください。
作業の流れ
まずは、お気軽にご相談ください。
↓
その後、お話をお伺いした後、どのようにした方が良いのか、大まかな方向性を示します。
↓
その方向性に問題がなければ、その内容でお見積致します。
↓
提出したお見積もりの金額をお客様にご検討していただき、問題がなければご依頼ください（事前調査等が発生しなければ、基本的にはここはまでは費用がかかりません）。
↓
ご依頼に基づき、作業に着手致します（この段階で、先に費用等発生する場合には、必要費用をお預かりする場合もあります）。
↓
作業終了後、完了金として費用をお預かりします。